亜鉛鍍金表面に発生する「白さび」とは?

 白さびとは、白色または白色に一部淡褐色の斑点を伴う、かさばった亜鉛酸化物が亜鉛鍍金表面に形成された状態で、外観は白墨の粉が付着している感じです。
 白さびは亜鉛光沢のある鍍金層が、雨や露でぬれて容易に乾燥しないような環境にさらされたときに発生します。鍍金層の全面が雨または露で均一にぬれているとき、またはぬれても比較的早く乾燥する環境下では白さびは発生しません。
 鍍金表面に亜鉛を腐食させる物質、例えば強酸性物質、強アルカリ性物質、有機酸、食塩などが付着するといちじるしい白さびを発生します。海上輸送などで海水がかかっも白さびの原因となります。
 白さびは、かさばった亜鉛酸化物なので、実際の鍍金層の腐食が僅かでもいちじるしく腐食されているように見えます。白さび発生部でも、その環境下から解放されると次第に脱落し、めっき表面には緻密な保護性皮膜を形成するので、耐食性にも影響はありません。
 白さびの発生を防止したいときは、保管時の環境に留意せねばなりません。雨や露にできるだけ濡らさないこと、および通風をよくして濡れた場合すみやかに乾燥させることが必要です。
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